以前から上場すると噂されていたフリマアプリの『メルカリ』の上場日程がついに決まりました。
一度は、2017年内に上場すると言われていたメルカリでしたが、資金決済法や本人確認の甘さなどによりたびたび延期になっていました。
そんなメルカリがついに上場するという事で個人的にはかなり期待しています。
今回は、メルカリの上場に関する基礎情報や購入の仕方などについてなるべく分かりやすく解説していきます。
メルカリとは?
CtoC(カスタマーtoカスタマー)のサービスを提供しているフリマアプリの一つです。
フリマアプリが流行るまでは、オークション形式(値段を競い合って落札)が主流でしたが、オークション形式との一番の違いは、提示されている金額で購入出来るという点だと思います。
つまり、欲しい商品があってもオークション形式の場合は値段が跳ね上がることがあり『予算内で購入出来なかった・・・』となることもありますが、フリマ形式の場合は定額の為、提示されている金額から上がることは原則的にはありません。
※送料・手数料などにより提示額+αが掛かる場合あり。
上場はいつ?
2018年5月14日に上場日程などに関する報道がありました。
上場はマザーズ市場を予定していて、2018年6月19日に上場する予定となっています。
ブックビル期間は6月4日~8日で公募価格は11日に決定する予定です。
個人的にはやっとか!という気持ちです(笑)
冒頭でも書きましたが、2017年から上場する!という噂は飛び交ってましたからね。
時価総額は2000~3000億を超える予想もされていて数少ない【ユニコーン企業の上場】と言われています。
主幹事証券会社は?
主幹事証券会社を簡単に言うと、引き受ける株数が多い証券会社の事です。
引き受ける株数が多いという事はその分、分け与える株数も多くなりますのでIPO投資したい場合は主幹事会社から申請する事により手に入りやすくなります。
【大和証券】・【三菱UFJモルガン・スタントレー証券】が主幹事証券会社となります。
その他には【SMBC日興証券】・【みずほ証券】・【野村証券】・【マネックス証券】・【SBI証券】・【岩井コスモ証券】・【極東証券】などで購入可能です。
IPO(新規公開株)を購入したい場合は、多くの証券会社に応募する事が当選の近道になりますので、なるべく多くの証券会社の口座を作成しておいた方が良いです。
また、6月4日から始まりますので、思い立った今の内にしておきましょう。
基本的には口座管理費・開設費などは掛からないので、メルカリ上場だけでなく今後の為にも持っておいて損はないです。
メルカリの株を購入する二つの方法
メルカリの株を手に入れるには主に下記の方法により購入する形になります。
IPOで購入
メルカリの場合は、ブックビルディング期間が6月4日から8日までを予定していますので、IPOを手に入れたい場合は、その期間内に購入希望申請をする形になります。
このブックビルディング期間を経て各証券会社が定めている抽選がされ、抽選を通れば晴れてメルカリの株主になることが出来ます。
また、ブックビルディング自体は無料で参加出来ますので、落選となった場合はお金は掛かりません。当選して購入する場合に初めてお金が掛かる形になります。
その為、とりあえず応募だけ!という方にもオススメの方法です。
IPOに参加する為には、
〇証券会社の口座開設
〇公募価格の入金
〇需要申告(ブックビルディング)
が必要です。
IPOで購入出来た場合は公募価格で手に入れることが出来ます。また、メルカリは時価総額がデカく株数も多いとみられる為、比較的当選しやすい部類だと思います。
上場の際は公募価格の2倍、3倍になる事もちょくちょくありますので『メルカリの株が欲しい!』という方はまずIPO当選を目指したいですね。
当選のコツとしては、主幹事証券会社に応募する・証券会社を複数開設し応募するなどが挙げられます。
多くの証券会社に応募すればその分当選確率も上がりますからね。
セカンダリーで購入
セカンダリーとは、上場した後に購入する事です。
メルカリの場合は6月19日に上場予定となっていますので、初値は6月19日に付きます。
※初値は公募価格とは違います。
上場した後の購入の為、『メルカリずっと応援しています!』というメルカリ愛がある方や『株主優待狙い』の方にオススメです。
また、初値が付いた直後は株の売り買いが激しい為、差益で利益を得ることも可能です。
ただ、私の感想としては『メルカリ株が初めて!』と言った方にはある程度の値動きがあると思いますので、セカンダリーはあまりオススメ出来ません。
初めての方は素直にIPO当選を狙いに行った方が良いと思います。
まとめ
メルカリはフリマアプリだけでなく、自転車レンタルサービス【メルチャリ】・スキルシェアサービス【teacha】など様々な事業を展開しています。
また、仮想通貨市場にも参入を予定していて、メルコインという通貨の開発も進めている様ですので今後に期待出来る会社だと思います。
日本のユニコーン企業とも呼ばれ、様々な事業展開もしているメルカリ。
IPOに当選するには、なるべく多くの証券会社から応募するのが当選率を上げるコツですので、早いうちに口座を開設して然るべき日に備えましょう。